九鬼産業株式会社 ごまの老舗が取り組むフェアトレード(Ethicaling コラム9 )

九鬼産業株式会社
ごまの老舗が取り組むフェアトレード
http://www.kuki-info.co.jp

【ごまと共に130余年】
明治19年、三重県四日市市にて創業した、老舗のごま総合メーカー九鬼産業は、ごま油・いりごま・すりごま・ねりごま・ごま加工品など、ごま製品の製造卸販売を行っています。創業当時から変わらぬ伝統製法の「圧搾法」を守り、手間のかかる製法を起用しているのは、安全性を優先してのこと。ごまは原料の99.9%以上が海外からの輸入に頼っている作物。お客様へ安心・安全を届けるため、残留農薬検査を30年以上前から実施。環境配慮や地域貢献への想いも強く、ごまの搾りかすを利用した有機堆肥作りや、その堆肥を使用し地元の野菜を栽培したり、今ではほとんど栽培されなくなった国産ごまの普及を行う「三重県ごま産地化プロジェクト」など、地域活性化の取り組みを大事にし、資源循環生産システムを目指して、おいしいごま製品を継続的につくるために様々なチャレンジをしています。


【フェアトレードごまの商品化】
長年に渡りごまと向き合ってきた九鬼産業が新たなチャレンジとして始めたことは、フェアトレードごまの商品化でした。ごまの生産国は、主にアジア・アフリカ・中南米などの開発途上国。その生産量のほとんどが、国内消費ではなく輸出品です。この現状から、九鬼産業は「何かできることはないか」と思案していました。
2010年のある日、取引先から「フェアトレードのごまはありますか?」と問い合わせがありました。営業担当者は「フェアトレードって何?」と思い、社内で「今日、取引先でフェアトレードについて聞かれました」と報告。するとこれを聞いた社長が「これは面白い!開発部はすぐに調べてください!」となり、ファトレードごま商品化プロジェクトが動き出したのです。

続きは
WEBサイト「Ethicaling エシカリング」をご覧ください!
https://www.ethicaling.com/post/九鬼産業株式会社

【学校給食に、フェアトレード認証ごまのメニュー登場】
九鬼産業の「ニカラグア産フェアトレードいりごま白」は、名古屋市の学校給食に使われています。名古屋市は2015年9月にフェアトレードタウンに認定され、街ぐるみでフェアトレードの推進が始まりました。認定後、九鬼産業は、NPO法人フェアトレード名古屋ネットワークのサポートで「フェアトレード認証ごまを給食に使用してもらいたい」と、名古屋市教育委員会にお願いに行きました。難しい条件かと思いましたが、給食担当者の方は、「名古屋市がフェアトレードタウンに認定されたことを応援したい。そして、フェアトレードを知ることも消費することも、子どもたちの育成に大事である」と判断し、2016年より導入が決定しました。毎年5月のフェアトレード推進月間には、名古屋市内全ての小学校の給食12万食に九鬼産業の「フェアトレードいりごま白」を使用したメニューが提供されています。それだけではなく、フェアトレードやニカラグアについて先生やお便りを通して話されています。九鬼産業の社員も出前講座を行うなど、食べることから、世界を学び未来を考える機会となっています。

九鬼産業とフェアトレード名古屋ネットワークが起こした影響は、他のフェアトレードタウンの浜松市や逗子市にも広がっています。各地の給食でも取り扱われるなど、九鬼産業のフェアトレード認証ごまはフェアトレードタウンによって各地に広がり始めています。
「ごま」という食材を通じて、子どもたちが未来への扉を開いて歩んでくれることは、九鬼産業が願う「生産を通じて社会に奉仕する」につながっています。

<製造・販売元>
九鬼産業株式会社
〒510-0059 三重県四日市市尾上町11
Tel 0120-50-1158(お客様相談窓口)